陶磁器の原料及び碍子(がいし:電線とその支持物との間を絶縁する為に用いる器具)の原料を主に陶石の採掘業者として、国内の焼き物産地を中心に出荷。
陶石は、火山岩からできた石を高温で焼くと磁器化する。酸化鉄など含まないものが、上級品として扱われ、等級が上がるほど、色が白くなる。陶石は、昔ながらの人の手による厳しい選別作業をクリアした耐火度(自重のみがかかった状態での軟化変形温度を示すもの)が高く、酸化鉄が少ないものを製品として各産地お客様に出荷している。
安定した品質を保つ為毎月出来上がった製品からサンプルをとり愛媛県の窯業技術センターに持ち込み化学分析を行い、基準を満たしているか確認し出荷している。また、陶石の品質は同じ岩盤でも1メートルずれることによって大きく変化することもあるので、定期的に窯業技術センターの担当者に訪問してもらい持運び型の成分分析機で採掘前の岩盤を科学分析してもらっている。